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■療育内容の紹介

当事業所では、発達に応じた目標をたて、その目標に向かってリハビリテーションを行っていきます。

​・乳児期

​認知面において、周囲の人や物をみつめたり、声や音のする方に顔を向けたりすることで外界を認知し始める。

身体的には、首がすわり、その後寝返りがうてるように、座る、這う、伝い歩きを行うなど、自分の意思で体を動かし、移動を行う。また座ることが安定することで、自由に手が使えるようになっていく。

これらを踏まえながら、身近なものに興味をもって関わり、環境への探索活動が活発になる。

他者との関わりにおいては、表情や体の動き、泣き、喃語などで自分の要求を表現し、これに応答的に関わる特定の大人との間に基本的に信頼感を育んでいく。

<取り組みとして>

①自己の身体認識を深め、周囲の物に対して見る、触ることで諸感覚の認識が豊かになえい、表情や手足、体の動きなどで表現することができるように促す(身体・認知・言語)

②様々な物に触れることで、音、形、色、手触りなどに気付き、感覚の働きを豊かにする。また対象に触れようとするための移動を促していく(身体・認知・言語)

③他者の表情、声などに注意を向けることができ、他者の認識を促していく(認知・社会性)

④玩具や身の回りのものを、つまむ、つかむ、たたく、引っ張るなど、手や足を使っていろいろなことができるようになる(身体・認知・言語)

⑤体の動きや表情、発声、喃語等でやり取りを行う(身体・認知・言語)

⑥様々な色彩や形のものに触れ、絵本などを見ることで、色、形、言語に触れる(身体・認知・言語)

​・1~3歳未満

 このころになると運動面では、歩行を行うようになり、走る、階段を上がる、降りる、両足で跳ぶなど、徐々に基本的な運動機能が発達し、自分の身体を思うように動かすことができるようになってくる。生活習慣においても、手を使って出来ることが増え、身の回りのことを自分でしようとする。

 言語の面では、言葉の理解が進み、自分の意思を伝えたいという欲求が高まり、指差し、身振り、片言などを盛んに使い、やり取りを重ねる中で、自分のしたいこと、してほしいことを言葉で表現できるようになっていく。そのため、自我の芽生えも徐々にみられるようになり、自己主張することも多くなる。自分の思いや欲求を主張するために様々な手段を選択し、試し行動を行うことで他者の反応を見、受け入れることが出来始める。

 遊びの面では玩具等を実物に見立てるなどの象徴機能が発達し、他者との簡単なごっこ遊びを楽しむようになる。こういった過程を経て、友達や周囲の人への興味や関心も高まり、自発的に働きかけていくようになる。子ども同士の関りが徐々に育まれていく時期である。

<取り組みとして>​

①挨拶を介して他者とのやりとりを行う

②他者とのやり取りの中で、状況に応じた言葉を自ら使うことができるようになる

③絵本などを介し、言葉を繰り返したり、模倣を促していく

④要求を伝えることができるようになる

⑤生活していく上でのルールの理解と実施を促していく。その中で行ってはダメなことの理解も促していく

⑥自己と他者、自己と物との区別や場所的感覚、環境を捉えることができるように促す

⑦お遊戯や遊びの中で、リズムやそれに合わせた動きが行え、様々な運動が行えるように自分の身体の理解を促していく

​⑧日常生活動作の向上を図る(排泄、食事、更衣、移動など)

​・3歳~5歳

​作成中

・発育に応じて這う、立つ、歩くなどの運動を行えるよう促す

​・体の動きや表情、発声、喃語などでやり取りを行い言葉の理解や発語についてのい側を育む

​・身近な生活用具、玩具や絵本に興味や好奇心を持てるように促す

・生活や遊びの中で様々なものに触れ、音、形、色、手触りなどに気付き、感覚の働きを豊かにする

・玩具や身の回りのものを、つまむ、つかむ、たたく、引っ張るなど、手や指を使って遊ぶ

・歌やリズムに合わせて手足や体を動かして楽しむことができる​

​・5歳~6歳

​作成中

​・小学校低学年

​作成中

​・小学校高学年

​作成中

​・中学生以降

​作成中

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■療育内容の紹介(読み書き)

ー読み書き障害に対する個別訓練ー

 

ひらがな・カタカナ・漢字などの文字は、その「形」を視覚的に認識することが読み書きの第一歩です。

この訓練では、長さの異なったスティックを使って「町」という漢字をつくっています。どのような長さのスティックを選び、どこに置くのか?という課題を通じて、子供の頭の中のイメージを知ることができます。セラピストが正しい文字を同じ様に作り、何が同じで何が違うのかを子供たち自身が気付き、分かるように進めていくことから始めます。

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